活動


PUCCは、P2Pネットワークのオペレータ、サービスプロバイダー、並びにこれらの関連装置、機器及びソフトウェアの開発、製造又は販売に従事する当法人会員のため、環境問題、製品の互換性確保、公正な市場競争の確保その他の産業全体の課題に対処し、さらなる発展のための調査研究、情報交換等の活動を行っています。

現在、インターネットワーキング、モバルネットワーキングをはじめとする多様な通信プロトコルを用いて様々な形態で多様な機器が接続されています。
P2P ネットワークの分野では、ECHONET 、DLNA(uPnP)などをはじめとする様々なネットワークが開発され利用されています。
これらは、特定の問題領域において極めて有効で、その地位を確立しつつあります。
ここの技術ばかり注目していると、ベンダーによる囲い込みや相互接続性の問題など、利用者にとって良いことばかりではありません。

P2P ネットワークはまだ発展途上にあり、相互接続性や P2P ネットワークのアドホック性を利用した分散コンピューティングといった高度なアプリケーション、信頼性の提供といった実際の運用に欠かせない技術など多くの問題を抱えているもの事実です。
P2P ネットワークおける必要な技術は、個々の問題を解決するのみならず、グローバルな指向性を持ったものも必要となります。
様々な機器が、様々な場所から特別な操作をすることなく、シームレスに接続される技術が求められています。

PUCC が目指すものは、まさにこの技術です。
今日、携帯電話、デジタルカメラ、プリンタ、デジタル TV など PC 以外の機器の普及とともに、これらの機器のグローバルネットワークへの接続が望まれています。
しかしながら、利用者の特別な操作を必要とせず、相互に自立的にネットワークに接続し、高度なサービスを自動的に形成し利用者に提供する技術は確立されていません。

PUCC はこの様な現状を打破するために、 P2P 通信技術を用いてユーザが特別な操作することなく、様々なネットワークと相互接続し高度なサービスを形成するコンピューティング環境の研究開発をめさします。
単なる end-to-end の通信路を共通の P2P プロトコルで接続するのではなく、上位レイヤーで提供する基盤サービスまで PUCC の研究開発課題として取り扱う予定です。

このようにPUCCは産業界、大学および研究機関が一体となってグローバルな指向性をもってデジタル機器の P2Pコンピューティングの分野における研究開発を推進するための基盤としての役割を果たすこと目的としています。